子どものための演劇あそびの時間(2)
「絵本から演劇つくろう!」
『子どものための演劇あそびの時間』とは?
5月~7月にかけて、世田谷区にある烏山杉の子保育園で、演劇あそびを行いました。
一緒に遊んだのは、くじらグループ(5・6歳児)のおともだち。
進行役は、けいちゃん(南波圭)、くーちゃん(青山公美嘉)、さんちゃん(大西由紀子)です。
ここに紹介するあそびは、どれも簡単なものばかり。
だけど、子どもたちが普段の生活の中であそびかたやイメージを広げて楽しめるように、工夫を凝らしました。
午前中の1時間をつかって、全8回で飛び出したあそびの数々と子どもたちの様子をレポートしていきます。
演劇あそびの時間は3回目。 今回は絵本に出てくる擬音語・擬態語をつかってあそびます。
★ことばに合わせてダンス
「もこもこもこ」という絵本を読みました。 この絵本、「もこ」「にょき」「ぱく」などの言葉だけで、ストーリーはありません。 でもみんな大好きな絵本です。 この本の、みんなのお気に入りの音ってなに? 絵本から、好きなことば・音を取り出してみます。 「ギラギラ」「にょきにょき」「ぱちん」! これらの音に、みんなで考えた動きをつけてみます。
「『ぱちん』って、動きにするとどんな感じ?」 「う~っ」と集まってから、みんなで広がって「ぱちん」とジャンプ! 動きに合わせて新しい音が自然とついてきます。 「にょきにょき」からは動きが2つできました。 土の中から出てきたり、左右に揺れたり。 輪になって、出てきた動きを全部つなげると、まるでダンスみたいになりました。 みんなで動くと、楽しい!
★飛び出す絵本
絵本の中に、1シーンだけ、ことばや音が書かれていないページがあります。 ここに音をつけるとしたら、どんな音? 「しゅわしゅわーん」「にょわーん」いろんな音が出てきました。 じゃあその音に、動きをつけるとどうなる? 3,4人のグループごとに、音と動きを考えてみます。 ぐるぐる回ってジャンプしたり、手をつないでしゃがんだり寝転んだり。 「できた!」それぞれのグループがつくったシーンの小さな発表会を行います。 ひとつのページをヒントにして、たくさんの音と動きが表れました。
最後に、今までつくった音や動きを盛り込んで、みんなで絵本を読んでいきます。 絵本の世界から飛び出してきたような、楽しい時間になりました。
参考にした絵本:谷川俊太郎作「もこもこもこ」(文研出版)
日時:6月16日
進行:大西由紀子、南波圭
進行助手:青山公美嘉
協力:社会福祉法人杉の子保育会/烏山杉の子保育園
2006/9/29
