子どものための演劇あそびの時間(1)
「外で元気に演劇しよう!」
『子どものための演劇あそびの時間』とは?
5月~7月にかけて、世田谷区にある烏山杉の子保育園で、演劇あそびを行いました。
一緒に遊んだのは、くじらグループ(5・6歳児)のおともだち。
進行役は、けいちゃん(南波圭)、くーちゃん(青山公美嘉)、さんちゃん(大西由紀子)です。
ここに紹介するあそびは、どれも簡単なものばかり。
だけど、子どもたちが普段の生活の中であそびかたやイメージを広げて楽しめるように、工夫を凝らしました。
午前中の1時間をつかって、全8回で飛び出したあそびの数々と子どもたちの様子をレポートしていきます。
5月の晴れた朝、くじらグループ(5・6歳児)の子どもたちと初めて出会いました。 これから一緒に演劇であそぶ仲間たち。どんな時間が待っているか楽しみです。 今回は屋外で元気に遊んだ様子をレポートします。
★だるまさんがころんだ
「だるまさんがころんだ」は子どもなら誰でも知っている遊び。 オニが振り向いた時に動いていたらアウト。 そんな単純な遊びにルールを追加していきます。 演劇百貨店の「だるまさん」は、いつでも好きな時に、無言で振り向きます。 ふだんあそび慣れて得意だけれど、いつオニが振り向くかわからないからみんな真剣。
ルールその1:2人組で止まる
オニが振り向いたらそばにいる誰かとくっついて止まります。 一人でいるのがオニに見つかったら、スタートに戻されてしまう厳しいルール。 また、次に組む時は別の2人組にならないといけないから、もう大変。
ルールその2:片足を上げて止まる
今度はもっと難しくなりました。 誰かとくっついて、片足を上げて止まらないといけません。 たくさんの人とくっついてもいいけど、やっぱり次は別の人とくっつきます。みんな必死で新しいパートナーを探します。 足を上げてたくさん連なった姿は山脈みたい。
ルール3:○○がころんだ
無言だったオニが、今度は喋ります。 オニに「ネコがころんだ!」と言われたら、ネコになって止まらなくてはいけません。 最後にオニにタッチしたら、オニの指定したものになって戻ります。 「カマキリ」「ライオン」「自転車」「鉛筆」「椅子」など、いろんなものや動物が飛び出します。 そのたびにたくさんのカマキリや自転車が生まれます。 「○○くんのカマキリ、おもしろい!」「○○ちゃんのもなんだかおしゃれ!」ともだちの姿を見て、自分もうよいところを真似してみたり、鳴き声を出してみたり。 中には見たことがない動物も出てきます。 「ナマケモノがころんだ!」 「ナマケモノ」ってなんだっけ?と迷ってる暇はありません。 自分が「ナマケモノ」と思ったら、それは立派な「ナマケモノ」。 ひとつの正解がないのが面白いところ。そしてそれが演劇の入り口につながるのです。
日時:5月24日・30日
進行:大西由紀子、南波圭
進行助手:青山公美嘉
協力:社会福祉法人杉の子保育会/烏山杉の子保育園
2006/9/22
